人生は長期戦です。

だから、時にはしっかり休んで

英気を養う事も大切だと考えて

焦らないことが重要です。

学校に行けなくなった子供達は

周りが思う以上に深く悩んでいます。

長い不安感のトンネルの中にいます。

ご家族には

学校に行けないという事実を直視して

子供に不安を見せるのではなく

元気で健康でいたら、人生はいつからでも

取り返しがつくということを

教えてあげてほしいと願っています。

不登校の原因は様々ですが

人間関係のもつれや

休みたい理由があって休んでいる内に

学校に行けない状況になってしまう場合も

あります。

何かから逃げたい場合

学校に行かない選択をしてしまったり

いじめなどから自分の身を守るために

学校に行かない場合も考えられます。

また、学校の成績や部活などで成果が出ず

自分は何をしてもダメなんだと

無気力になり、その結果

不登校になってしまう場合もあります。

将来に対する不安があったり

家庭内での不安感から

不登校を選んでしまう子供達もいます。

そして、行けなくなった原因が解決して

復学したい時に1番心配なのが

学習面の遅れになります。 

長期間不登校だった生徒にとって

復学する事は

並大抵のことではありません。

勇気を振り絞って学校に行っても

授業が全く分からずついていけなければ

学校生活は苦しいものになり

また、不登校になってしまう

可能性もあります。

だから、学校に行けない期間も
できる範囲で勉強をしていくことが大切です。

不登校の悩みは深いものです。

本人はもちろんのこと

ご家族にとっても

深刻な悩みになると思います。

でも、長い人生の中で

学校に行けない現在のことだけで

頭の中をいっぱいにする事はありません。

学校に行けない時代は辛くても

辛いことを乗り越えた経験は
必ず未来に生かされます。

学習面のサポートとして

塾に通うのがいいのか

家庭教師に来てもらうのがいいのか

よく考えて選択する必要があります。

長く家庭教師をしている中で

私の経験上では、不登校になってしまうと

友達に会うことが

精神的に難しい場合が多いので

家庭教師を選択するほうがいいと
考えています。

家庭教師を利用することで

家であればストレスが少なく

リラックスして授業が受けられます。

私は、子供達の学習面だけではなくて

精神面のフォローができるように

心がけてきました。ご家族とは別に

自分の気持ちを打ち明けられる

存在があれば

必ず子供の心の支えになります。

人生は長く

勉強だけで人生が決まるわけでもなく

成功するわけでもありません。

必ず今の状況が変わって

いい方向に進んでいくために

子供たちの意識が変わっていくように

見守っています。

自分の未来のために

一緒に乗り越えようと

声をかけてくれる存在が

子供たちにとって

大きな支えになると考えています。

私の経験上

家庭教師は信頼関係が深くなっていくと

家族や友達にできない相談をできる

存在になることも数多くあります。

自分の悩みを

他者に打ち明けることで心が楽になり

その存在ができたことで

不安感から脱出したり、心が回復したり

その結果、子供達が

学校に行けるようになった経験も
多くあります。